iOSDC2018に参加
September 03, 2018
去年に引き続き、今年もiOSDC Japan2018に参加してきた。ブログを書くまでがiOSDCということなので、全体の感想、特に印象に残ったトークをまとめる。
全体の感想
まずは、スタッフ、スポンサー、スピーカー、参加者の皆さんに感謝。
去年も感じたが、全ての日程で面白いセッションがあって、充実した4日間だった。 内容が盛りだくさんで、見たいセッションの時間が被ってしまって、残念な場面もあった。今後、動画がアップされてくるようなので、被ってしまって見れなかったトークも見たい。
また、以前の同僚に会ったり、懇親会では初めましての人とandroidについて盛り上がったりと、交流する場が色々設けられているのもiOSDCの素晴らしいところ。
特に印象に残ったトーク
Depth in Depth(@shu223さん)
スライドの最初にあるように、写真の背景ボカすやつですよね。というのが、自分のDepth(=深度)の最初の印象。
こう使ったら面白いのでは?という例で、フリマアプリで商品の背景を飛ばす、というところから、なるほど!面白いと感じた。
APIの箇所を聞いていて、Protrait Matte
が人以外に適用されてくると、もっと用途が広がってくるので、今後ウォッチしたい分野。
Swift Playgrounds Bookの作り方と配り方〜カメラからの画像をリアルタイムにいじるPlayPixels(@sonson_twitさん)
カメラ使えたり、bluetooth使えたり、それがiPadで動かせるの!なにそれ!面白そう。ただ、なんか導入難しそうだな・・・と思っていたが、Appleのテンプレートを使えば手を出せそうな雰囲気(むしろ、それ以外を使うとデバッグで地獄を見るのでやめた方が良いとのこと)。まずは、自分のiPadで、PlayPixelsをいじるところからやってみたい。
iOS アプリの開発速度を70%高速化したデバッグノウハウ(@orga_chemさん)
LLDB周りはうろ覚えで、po
で変数見るくらいしか使ってなかったが、変数に値を代入したり、いろんなtipsが入っていたので、スライドを何回も見返したい気持ちになった。が、PEAKSさんでプロジェクトを開始する予定みたいなので、それも非常に楽しみ。 自動化の谷
が、印象に残ったキーワード。自動化の谷
をいつ、どう乗り越えるか?は、iOSだけに限らず普遍的な考え方なので、繰り返して理解したい。
[Live coding] ReactorKit で作る実践 iOS App(Wantedlyさん)
https://github.com/wantedly/iosdc2018-reactorkit
ランチ時間にやっていたLiveCoding。Wantedlyさんの勉強会で知ったReactorKit。どうやって書くのかが気になっていたので、LiveCodingで実際の書き方を見れたのは、非常にありがたかった。普段はReact/Reduxをいじっているので、見ていてDucksみたいだなという印象を受けた。慣れた処理のフローだったので、今後取り入れてみたい。
まとめ
今年で2回目のiOSDCだったが、すぐに導入したいtipsや、試してみたい設計、APIも知る事ができて、モチベーションが回復した。
去年はブログを書きそびれてしまったが、今年は書けたので、2年越しのiOSDCが無事終わった。